タミフル5日分の効果

●インフル薬ペラミビル


え!と驚くニュースがありました。タミフル5日分の効果がある「ぺラミビル」というインフル薬があるそうです。

≪記事≫
【ワシントン共同】開発中のインフルエンザ治療薬「ペラミビル」が、1回の投与で、タミフルを5日間服用したのと同等の効果があることが13日、米サンフランシスコで開かれた米国微生物学会で報告された。AP通信が報じた。

ペラミビルは、米国の製薬会社バイオクリスト社が開発し、2010年秋にも塩野義製薬が日本国内での販売を計画している新しい抗インフルエンザ薬。
長崎大の河野茂教授(先進感染制御学)によると、08年にアジアで季節性インフルエンザの患者約1100人にタミフルかペラミビルを投与して効果を比較した結果、ペラミビルの注射1回で、タミフルを1日2回、5日間服用した場合とほぼ同じ時間で症状が回復した。

ペラミビルは、現在インフルエンザ治療薬として使われているタミフルリレンザと同じ「ノイラミニダーゼ阻害薬」と呼ばれるタイプの薬で、新型インフルエンザにも効果があるとみられている。内服薬のタミフル、吸入薬のリレンザに対し、注射薬である点が特徴で、薬を飲めない重症者や感染から時間が経過した患者に効果が期待されている。

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こんなすごい薬があるとは・・・副作用など心配なこともありますが、心強い薬ができたのではないかと思いました。



ペラミブルのことを少し調べてみました。


ペラミブルは、発症後48時間以後でも効き、点滴一回でOK。2009年5月25日、塩野義製薬の株価が急騰した。その原因は、同社による新型インフルエンザの新しい治療薬「ペラミビル」が来年発売されそうだという報道が流れたため。折しも日本中でマスクが品薄になる大騒ぎのさなかとあって、その特需を見込んだ投資家の注目を集めたそうです。


この「ペラミビル」とはどのような薬か・・・?。塩野義製薬の広報によると、ペラミビルは点滴によって投与するタイプの薬で、一回投与するだけで効果が期待できる。また、タミフルは発症後48時間以内に服用しないと効果がないといわれるが、ペラミビルの場合は時間が経っていても効き目があるというところも大きな違いだ。薬のメカニズム自体はタミフルと同じなので、現在タミフルが効く症例には同等の効果が期待でき、ペラミビル特有の副作用もない

元々この薬はアメリカのバイオクリストという会社が起源となっており、2007年に同社とライセンス契約を結んだ塩野義製薬が、日本における開発、販売の独占権を取得している。現在、フェーズ3という最終試験を終え、厚生労働省への認可申請の手続きを準備している段階だという。

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ペラミブル・・・すごく良い薬ができたんだぁと思いました。ペラミブルはタミフルよりも副作用がないみたいですが、リレンザの方が副作用は少ないそうです。完璧な薬はないので、やっぱり薬を飲まないようにすることが大切だと思います。
これから冬になってインフルエンザが流行しやすくなりますが、新型インフルエンザにかからないように気をつけたいと思います。