ブログ総括

●教職総合演習


教職総合演習では、新型インフルエンザ、導入の工夫、カードゲーム等と、幅広い内容の講義を受講することができました。特に印象に残っている講義内容は、導入の工夫についてです。導入を工夫することで、授業に生徒を引き付けることができるということを知り、実際に教育実習で授業をした時に役立てたと思います。今までは展開ばかりを考えて指導案を作成していましたが、導入にも力を入れるようにしています。もうすぐ二度目の教育実習があるので、教職総合演習で学んだことを活かして頑張りたいと思います。




★リンク集★
1:ケータイについて保護者に講演
2:全世界でネット・コンピューターが発達
3:教職免許
4:ウイルスに関するカードゲーム
5:教育の変化
6:環境・情報・生命…
7:引きつける授業
8:電気を消してスローな夜を
9:画像貼り付け
10:生活環境情報演習室2111
11:電気の無駄使いをなくす
12:親子で学ぶ情報モラル
13:雑草の力恐るべし!
14:本の紹介

生命情報学演習総括

●ブログの総括


生命情報学演習の授業を受講して、DNAやタンパク質の構造など、科学や分子の知識を増やすことができました。また、ブログをかくことによって、自分が疑問に思ったことや興味があることについて調べたりしたので、色々なことを勉強できたのが良かったです。サイエンスzeroやがっちりマンデーなどのビデオも面白くて、より科学の知識が得られたと思いました。授業楽しかったです!






☆15回のリンク集
1:サイエンスについて

2:DNA鑑定

3:豚インフルエンザ

4:サリドマイドって何?

5:生命

6:遺伝子組み換え:小型サル誕生 霊長類で初

7:筋肉も溶かしてしまう…

:『フェーズ6』

9:発泡酒に♪

10:PC向け発生装置を配布

11:DNAとRNAのいろいろな姿

12:ようこそナノの世界へ

13:タミフルについて

14:がん細胞を見つける技術

15:インフル薬ペラミビル

タミフル5日分の効果

●インフル薬ペラミビル


え!と驚くニュースがありました。タミフル5日分の効果がある「ぺラミビル」というインフル薬があるそうです。

≪記事≫
【ワシントン共同】開発中のインフルエンザ治療薬「ペラミビル」が、1回の投与で、タミフルを5日間服用したのと同等の効果があることが13日、米サンフランシスコで開かれた米国微生物学会で報告された。AP通信が報じた。

ペラミビルは、米国の製薬会社バイオクリスト社が開発し、2010年秋にも塩野義製薬が日本国内での販売を計画している新しい抗インフルエンザ薬。
長崎大の河野茂教授(先進感染制御学)によると、08年にアジアで季節性インフルエンザの患者約1100人にタミフルかペラミビルを投与して効果を比較した結果、ペラミビルの注射1回で、タミフルを1日2回、5日間服用した場合とほぼ同じ時間で症状が回復した。

ペラミビルは、現在インフルエンザ治療薬として使われているタミフルリレンザと同じ「ノイラミニダーゼ阻害薬」と呼ばれるタイプの薬で、新型インフルエンザにも効果があるとみられている。内服薬のタミフル、吸入薬のリレンザに対し、注射薬である点が特徴で、薬を飲めない重症者や感染から時間が経過した患者に効果が期待されている。

ここから記事へ転送


こんなすごい薬があるとは・・・副作用など心配なこともありますが、心強い薬ができたのではないかと思いました。



ペラミブルのことを少し調べてみました。


ペラミブルは、発症後48時間以後でも効き、点滴一回でOK。2009年5月25日、塩野義製薬の株価が急騰した。その原因は、同社による新型インフルエンザの新しい治療薬「ペラミビル」が来年発売されそうだという報道が流れたため。折しも日本中でマスクが品薄になる大騒ぎのさなかとあって、その特需を見込んだ投資家の注目を集めたそうです。


この「ペラミビル」とはどのような薬か・・・?。塩野義製薬の広報によると、ペラミビルは点滴によって投与するタイプの薬で、一回投与するだけで効果が期待できる。また、タミフルは発症後48時間以内に服用しないと効果がないといわれるが、ペラミビルの場合は時間が経っていても効き目があるというところも大きな違いだ。薬のメカニズム自体はタミフルと同じなので、現在タミフルが効く症例には同等の効果が期待でき、ペラミビル特有の副作用もない

元々この薬はアメリカのバイオクリストという会社が起源となっており、2007年に同社とライセンス契約を結んだ塩野義製薬が、日本における開発、販売の独占権を取得している。現在、フェーズ3という最終試験を終え、厚生労働省への認可申請の手続きを準備している段階だという。

*参考ページ:ここから転送



ペラミブル・・・すごく良い薬ができたんだぁと思いました。ペラミブルはタミフルよりも副作用がないみたいですが、リレンザの方が副作用は少ないそうです。完璧な薬はないので、やっぱり薬を飲まないようにすることが大切だと思います。
これから冬になってインフルエンザが流行しやすくなりますが、新型インフルエンザにかからないように気をつけたいと思います。

被服整理学総括

●ブログ総括


被服整理学の講義を受講して、科学が、家庭、洗剤、環境、宇宙・・・・など様々な分野に関わり、役立っているのだと知ることができました。科学はただ分子が存在し、単位が決まっているだけではない。高校や大学の授業の延長線があるのだと分りました。色々な不思議を知ることができて楽しかったです。




☆15回のブログリンク集☆
1:エコ洗剤
2:家の洗剤
3:高速水着、進化の新作 国内メーカー巻き返しへ
4:悪臭とは…
5:自分が買いたいのはどっち??
6:分子について
7:サイエンティスト
:「蚊」対策
9:児童ら実験
10:有機化学美術館・分館
11:若田さんの実験
12:窒化ガリウムから
13:耐用年数30年で汚れも付きにくい
14:ミドリムシ
15:界面活性剤について

複雑な世界

●本の紹介


私は読んでないのですが、興味深い本がありました。
    

複雑な世界、単純な法則  ネットワーク科学の最前線

複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線

この本を知ったきっかけは、大学の授業ページです。そのページにこの本の内容などが書かれていたので紹介したいと思います。


われわれは、たまたま会った人が知人の知人であったりすると、「世間は狭いな」という。英語では「イッツ・ア・スモールワールド!」という。ネットワーク科学は、まさにこのような「スモールワールド」(狭い世間)がどのような構造をもつかを探求するもので、ここ10年ほどで急速に発展した。

本書は「人間社会の営みと、一見それとは関係のないように見えるもの(中略)の機能の仕方とのあいだに、多数の予期されなかったつながりが存在する」ことを解明し、単に乱雑に見えるネットワークがどのように発展し、いかなる意味をもつかをわかりやすく示した好著である。

たとえば、各人の「知り合いの知り合いの知り合い——」をたどっていくと、世界中の60億の人間に到達するには、どれぐらいの回数が必要か。なんと、6度で足りるのである。世界中の人々は互いに遠く隔たっているように見えるが、せいぜい「6度の隔たり」しかない。ところが、われわれはそのようなネットワークに気づかないので、時折それを発見して「世間は狭い」と驚くのである。

この場合、親しい知り合いだけを通しているとそうはいかない。知り合いの連鎖によって世界中の人間に到達するためには、親密でないただの知り合いを通したつながりを経由しなければならない。そこから逆にいえるのは、ネットワークにおいて大事なのは、強い絆(きずな)よりも、ゆるい絆で結ばれた関係だということである。たとえば、噂(うわさ)が急速に広がるのは、こうした「ゆるい絆」を通すことによってである。

ちなみに、インターネットはとてつもない広がりをもっているにもかかわらず、「約4度の隔たり」しかもたない。すなわち、それは「スモールワールド」であるがゆえに、急速な伝達が可能なのである。

さらに興味深いのは、こうした「スモールワールド」の構造が、人間の関係や、人間が作ったインターネットなどのネットワークだけでなく、脳細胞、河川のネットワーク、エコシステム、伝染病といった自然界のネットワークと共通しているということである。いいかえれば、ネットワークの組織化そのものに、人間の作為をこえて働く原理がある。何らかのネットワークがあるかぎり、それはいたるところに見いだされるのである。複雑そうに見えるものの中に意外に単純な構造がある。私が本書を読んで久々にわくわくさせられたのは、そのような認識によってである。

ここから得られた認識がすぐに応用可能かといえば、必ずしもそうではない。ただ、無用で有害な思いこみを取りのぞくことはできる。たとえば、自由な市場経済では富は一部に集中するが結局は全体に拡散する、というような見方が今でも強い。しかし、それはまちがいであり、「金持ちほどますます豊かになる」メカニズムを本書は明らかにしている。また、環境破壊やエイズウイルス感染への対策に関しても非常に示唆的である。


ここから転送




普段生活している中で、世界は狭いなぁと感じたことは沢山ありました。知り合いの知り合いの知り合い・・・と、どんどんたどっていくと、世界の人は皆知り合いなのかもしれない。ほんとにそう思ってしまいます。また、本書では「金持ちほどますます豊かになる」というメカニズムを明らかにしていみたいなので、そのメカニズムも詳しく知りたいと思います。なんで金持ちがますます豊かになるのだろう?($・・)/~~~不思議です!そして、環境破壊やエイズウイルス感染への対策に示唆的だということなので、そのことについても知りたいと思いました。様々な分野のことが書かれているのだなぁと感じてます。

界面活性剤とシャンプー

●界面活性剤について


被服整理学のテストで、界面活性剤について回答したとき、界面活性剤が気になったので調べてみました!

“界面活性剤”という言葉は大きな誤解を受けている。 “界面活性剤⇒化学物質⇒からだに悪い”という印象を持ちがちだが、そうではない。色々な種類が存在している。界面活性剤の分類方法もいくつかある。化粧品に使われるものは一般に低刺激性だが、そのなかでもピンからキリまである。


☆天然と合成
天然物には多くの方が安心感を持っておられるので、界面活性剤における「天然と合成」の区別を示すと次のようになります。天然物で界面活性剤の機能を持つものには下表のようにシスチンなどがありますが、使用量は限られてす。ほとんどの界面活性剤は化学反応を用いてつくられますので、化学的に分類すれば、合成界面活性剤です。合成であることは当たり前のことなので(合成)は省略されることがあります。この中でさらに原料が天然物か石油かによって大別されます。

・天然界面活性剤 :レシチンサポニンカゼインなど
・天然系(合成) :界面活性剤 石けん系、アミノ酸系、脂肪酸エステル系、高級アルコール系など
・石油系(合成) :界面活性剤 高級アルコール系、アルキルベンゼン系、アルファオレフィン系など

高級アルコールは油脂からも、石油からも製造できますので、両方に分類できます。
高級とは炭素の数が6個以上の脂肪酸やアルコールに付けられた化学的な名称で、高級品ということではありません。まれに、シャンプーなどのPR文で“界面活性剤を含みません”、または“合成界面活性剤を使用していません”と表現しているものもありますが、これは天然を強調するための方便であって、界面活性剤なしではシャンプーは作れません
 

☆界面活性剤の働き
「水と油」という言葉は混ざり合わないこと、融合しないことの表現に使われるくらい、均一にすることは困難です。この水と油を溶け合わせる働きをするものが、界面活性剤です。一つの化合物のなかに水と馴染みやすい部分(親水基といいます)と油に馴染みやすい部分(親油基といいます)を両方持っているので、その仲立ちをすることができます。界面とは水と油のさかいの面を意味し、活性とは両者を仲立ちすることを意味しています。洗剤、化粧品、食品など幅広く使われます。なお、親油基は水とは疎遠だという意味で疎水基とも呼ばれます。


☆界面活性剤のイオン系による分類
界面活性剤の分類方法は色々ありますが、最も多く用いられているのが、イオン型による分類で、界面活性剤を水に溶かした時にイオンになるか(イオン型)、ならないか(非イオン型)で分類し、さらにイオンの種類によって分類します。



参考ページ:あんだんてシャンプー




私が参考にしたあんだんてシャンプーのページには、界面活性剤について面白い内容がいろいろと書いてありました。私は、界面活性剤という言葉を大学生になって初めて知りましたが、界面活性剤は、私たちの身近なところで大活躍していることに驚きです。色々な物質、分子、化学変化が、今の世界を作り上げてきたのだなと感じました。
被服整理学の授業では、家庭や分子に関する様々なことについて知ることができて、楽しかったです。

ウミホタルの発光反応を応用

●がん細胞を見つける技術


ここから転送

★ポイントは・・・?
・ウミホタルルシフェラーゼに導入した蛍光色素が生体内化学反応で近赤外線を発光。
・抗体と組み合わせて近赤外線発光プローブとすることで、がん細胞を可視化し、位置を特定。
・外部から放射線や紫外線を当てる必要のないがん細胞評価法であり、医療技術の革新に期待。


★概要
 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ゲノムファクトリー研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】近江谷 克裕 主幹研究員 および セルエンジニアリング研究部門【研究部門長 大串 始】セルダイナミクス研究グループ 呉 純 研究員 は、国立大学法人 北海道大学【総長 佐伯 浩】大学院医学研究科 尾崎 倫孝 教授らと共同で、近赤外線発光タンパク質を創り出すことに成功し、これと医薬抗体とを結合させプローブ化することでがん細胞の位置を特定できる技術を開発した。 
 近赤外線発光タンパク質は、ウミホタルルシフェラーゼの糖鎖に近赤外線有機蛍光色素を導入することで得られた。この蛍光色素は生体内化学反応でエネルギーが移動することにより近赤外線を発光するが、近赤外線は生体透過性が高いので、生体内部の近赤外線発光を外部から観察できる。このような近赤外線発光タンパク質はこれまで存在しなかった。
 また、近赤外線発光タンパク質と医薬抗体とを結合させて近赤外線発光プローブとすることで、マウス体内に移植した肝がん細胞をCCDカメラでモニターできることを明らかにした。今回開発した近赤外線発光プローブは化学反応で近赤外線を発光するので、外部から放射線や紫外線を当てる必要のないがん細胞評価法である。本プローブを用いることで医薬抗体の評価や病理ライブ診断など医療技術の革新が期待される。

医学はどんどん進歩して、癌やその他の病気を治療できる技術がある。今回の「ウミホタルの発光反応を応用してがん細胞を見つける技術」も、本当にすごいと感じる。これからも、私たちにとって頼りになる医療技術が進歩していってほしい。


★「癌」ってどんな病気・・・?
「がん」は別名、悪性腫瘍(あくせいしゅよう)、悪性新生物(あくせいしんせいぶつ)と呼ばれる様に、体の中にできたデキものです。おデキと言われる、「タコ」「魚の目」などとは全く違います。

★普通の細胞
人間の体はぼくら、細胞の集まりなんだ。ぼくらが何兆個も集まってきみたちの体を作っているんだ。ケガしたりしてボクが失われた時は分裂して新しい仲間がかわりになって働いてくれる。成長している時もボクらは増えつづけているんだ。

★がん細胞
おいらはがん細胞、元々は普通の細胞だったのさ・・・でも、いまはケガや成長に関係なく増え続けるぞ・・・ジャマな細胞は押しのけてしまうのさ・・・おいらは遺伝子(いでんし)が原因で生まれるって言われている・・


この様に「がん」とは細胞の病気でもある。だから、体中のどこにでも出来る。病気の名前はガンが出来た場所で名前が決まる。胃にできれば、「胃がん」、肺にできれば「肺がん」という風に。


ポイント
「がん」は遺伝子の病気。
「がん細胞」はどんどん増え続ける。
「がん」に効く(きく)特効薬(とっこうやく)は無い。
「がん」が病気として気づくまでに、最初の「がん細胞」が生まれてから20年から30年かかることもある。
1個のガン細胞がやく1センチ(10億個)になるまでに6年から20年くらいかかると言われている。ここで初めて健康診断などで発見される。


ガンは本人だけが苦しいと思ったら大間違い。家族も一緒に苦しむ。何年も治療していればそれだけ治療費も掛る。自分のお父さんやお母さんが死んでしまったら。。喫煙を始めれば間違いなくガンにかかる可能性は吸わない人より高くなる。「将来ガンになっても自分だけが苦しむんだから構わない」なんて考えは捨てるべき。


*参考ページ: がんってどんな病気