教育問題

●今の教育問題について
大学の授業のページに、【教育動向】動き出した「大学版PISA」外圧で教育も変わる?という記事がありました。
記事の内容は、
[経済協力開発機構OECD)による「生徒の学習到達度調査」(PISA)は、初めて日本の子どもの学力低下を明らかにしたことで有名ですが、大学生を対象にした「大学版PISA」に、日本も参加することになりました。PISAの結果、それまでの「ゆとり教育」から学力向上へと世論が一変しましたが、もしかすると同じような「PISAショック」が日本の大学にも押し寄せることになるかもしれません。・・・-----]

という内容から始まっていて、これからの大学教育や日本のゆとり教育を見直すといった内容が書かれています。
この記事を見て教育って何だろうと疑問に思い、少し調べて見ました。


●教育の概念
日本語の「教育」の語源である「教」は「励まし模倣させること」、「育」は「こどもが生まれること」又は「こどもを養うこと」を意味している。この語が日本で用いられるようになったのは江戸時代からと言われており、それ以前の日本や中国では「教化」という語が用いられていた。現在の日本語では、「教化」の概念を英語のindoctrinationの訳語に用いている。

●教育の目標
日本では、儒教の伝統を引き継いで、個人の学びや教育それ自体に高い価値を置く傾向がある。その意味で、いわゆる「教育熱心」であるとされてきた。それとともに、生活全般において社会の道徳規範を身につけることを重視することから、社会秩序の維持も教育目的の一つとして認識されることが多い。

●教育問題
★教育の目的をめぐる問題
日本においては教育の目的を個人より社会の側に置く傾向が強いことを懸念する声がある。第二次世界大戦後の教育では日本社会の民主化が、高度経済成長期には産業振興が、昨今では新自由主義に基づく国際経済競争や愛国心などが政策において重視されてきたため、個人がより良く生きるための教育という理念が軽視されがちであった。

★教育の内容をめぐる問題
これまでの日本の教育では知識偏重であったとの認識から、思考力・コミュニケーション能力・創造力などを重視する立場が現在では優勢である。また、個別の領域では、歴史教科書問題、愛国心や道徳教育、また日本社会ではタブーとされている性教育などが政治的な焦点となっている。

★教育の方法をめぐる問題
本の学校教育では、終戦直後に経験主義的な問題解決学習が導入されたが、学力低下への批判から系統学習に基づく詰め込み教育へ移行した。1970年代には少年少女による非行や校内暴力 の激化から管理教育が強化されたが、70年代後半以降は、受験競争の過熱を受け、再び段階的に学習内容が削減されていった。近年では、学力低下への危機感から、再度、現在のゆとり教育の見直しを迫る声がある。

★教育の行われる場をめぐる課題
生涯学習・社会教育に関連して、学校外での学びの場をいかに作り出していくか、特に退職後の高齢者の学習支援が、日本の教育における課題の一つになっている。また、かつての家庭や地域は教育・しつけに重要な機能を果していたが、その機能が低下していることも問題視されることがある。

★学校教育をめぐる問題
近年、モラルに欠ける教師や保護者の存在が問題視されている。また、少子化や国の予算削減から、学校、特に大学・短期大学の一部が廃校や経営危機に陥っている。このことが、一部学校において、学力の不十分な学生を数多く入学させたり、海外からの留学生に頼る不健全な状態をもたらしている。さらに、教員免許の更新性や教職専門大学院の導入などで、教員養成のあり方も変革期を迎えている。

★こどもや若者のあり方をめぐる問題
いじめ、不登校、学級崩壊、児童・生徒による教師への嫌がらせ、児童・生徒が被害者・加害者となった凶悪事件などが多く報道され、こどもの安全と少年犯罪の双方に社会的関心が高まっている。また、若者のフリーターやニートの増加が教育政策上の課題となりつつあり、学力低下への対策や若者の学習意欲向上の方途が模索されている。

など、調べると沢山教育に関することが書いてありました。(ウィキペディアから)


また、教育問題に関するページも沢山あります。

日本教育の根本問題(このページから転送
●教育問題 (このページから転送

などです。まだまだ沢山ありましたので、興味があったら検索してみてください!



最後に教育・教育問題について感想を書きたいと思います。
日本の教育問題について、私はゆとり教育世代で、週休二日制で育ちました。その分勉強していないし、知識も最低限のことしかないように思います。しかし、今の日本ではゆとり教育の見直しがされていて、もしかしたらゆとり教育がなくなると聞き、羨ましく感じています。
私は特別勉強が好きではないのですが、大学生活で勉強の楽しさを再確認しています。知識が増えると、それだけで自分自身を成長させることができると思いましたし、分からないことを知ることができるのは本当に楽しいことだと思っています。そのため、日本の教育問題について考えている人たちには、次世代の子供たちの教育に関する問題に、真剣に取り組んでいってほしいと思いました。子供にとって教育って本当に大事なことだと思うからです。また私自身も教育について考えていきたいと思いました。
勉強ができる子供というよりも、頭の柔らかい、人の痛みが分る優しい子供が育つような教育を、考えていく必要があると感じています。


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