宇宙では綱引きも腕相撲もできません

●若田さんの実験


若田さんの宇宙からの報告♪
【記事の内容】
宇宙では綱引きも腕相撲もうまくできません――。国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している宇宙飛行士の若田光一さん(45)が6日夜、無重力空間で体を動かす実験に挑戦した。
 若田さんは、カナダの宇宙飛行士ロバート・サースクさん(55)を相手に、日本実験棟「きぼう」の中で綱引きや腕相撲に取り組んだ。綱の代わりにタオルを引き合うと、2人の体は急接近して抱き合う形に。腕相撲も、2人の体が回転して離れてしまい、勝負がつかなかった。 若田さんは「地面に足をつけて踏ん張ることができないので、こんな風になってしまいました」と照れ笑いしていた。若田さんは今月下旬にスペースシャトルエンデバー」で地球に帰還する予定。

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若田さんの報告によると、宇宙では綱引きも腕相撲もうまくできないらしい。宇宙は一回行ってみたいなぁと思います。体が浮く体験をしてみたいです。
若田さん無事に帰ってきてください〜!



(・v・)宇宙に関することを調べてみました。
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☆宇宙飛行士になるには…?♪
だれとでも仲良くなれる心
宇宙飛行士になるためにもっとも大切なことはなにか?人よりも何倍も勉強すること?じつは、だれとでも仲良くできるやさしい心が大切なんだそうだ。スペースシャトル国際宇宙ステーションの中では、みんなでいっしょに生活する。みんなで協力していかなければいけないのに、自分の好ききらいで人をいじめたり、ケンカなんてする人は絶対に宇宙飛行士にはなれない。みんなも仲間と協力して、人と明るく接することのできる、やさしい心を持つようにすることが大事。


得意な事をもっとがんばる
みんなは、宇宙飛行士になるには、どんな勉強でもぜんぶ良くできなければならないと思っている人が多い。もちろんどの科目も基本は理解しておく必要はある。しかし、なにかひとつだれにも負けないという得意分野をもっている。そしてみんなで自分の得意な分野の知識を出しあって、力を合わせて仕事をしているそうだ。だから、宇宙飛行士になりたい人は、もっともっとがんばって、自分の得意な分野の専門家(せんもんか)になることが大切。そうすれば宇宙飛行士になったときに、みんなで協力しあう事ができる。


☆宇宙ステーションの計画って何???
国際宇宙ステーションISS)の建設計画を最初に考えたのはアメリカでした。1984年、当時のアメリカの大統領であったレーガンは、宇宙で人間が生活できる宇宙基地を作ることを発表し、この計画を国際協力のもとで進めることとしました。 このアメリカの呼びかけにより、1985年にはヨーロッパの国々が参加を決定、続いてカナダ、日本が参加を決めました。1993年にはロシアが参加を決定。現在15ヶ国が参加する、地球規模(きぼ)の大きなプロジェクトとなりました。 国際宇宙ステーションISS)計画に参加しているのは15ヶ国です。


日本の役割は?
日本は「きぼう」日本実験棟を担当している。この「きぼう」は宇宙でいろいろな実験を行うための。日本が作る初めての有人施設だ。この施設の中では、最大4名の宇宙飛行士が同時に活動することができる。


☆宇宙での生活
食事は・・?
地上での食事と同じような食事ができます。
1960年代初め、宇宙での食べ物は、荷物が重くなったり、場所をとったりしないように、チューブ入りやひとくちサイズのものでした。1970年代初め、アポロ計画のころから少しずつ宇宙食の品数が増え、現在では約150種類あり、地上での食事と同じようになりました。宇宙食はプラスチックの容器に入っていて、水やお湯を加えて元にもどすもの、オーブンで加熱することができるものなどがあります。果物やパン、ナッツなどそのまま食べる物もあります。飲み物など液体を飲むときは、パックからストローで吸います。まわりにこぼして機器の故障(こしょう)を起こさないようにするためです。国際宇宙ステーションでは、約300種類のメニューが用意される予定だそうです。


睡眠は・・?
小さい寝室(しんしつ)や寝袋(ねぶくろ)を使って、体が浮(う)かないように軽くしばって寝(ね)ます。
無重量の世界では上下の区別がありませんから、宇宙飛行士はどこでもどんな向きでも寝ることができます。ただし、寝ている間にふわふわとどこかに飛んでいっては困りますから、スペースシャトルでは小さい寝室や寝袋を使い、体がうかないように軽くしばって寝ます。空調ファンの音や機械音でねむれない宇宙飛行士のために、睡眠(すいみん)用のアイマスクや耳せんなども用意されています。スペースシャトルの生活では、睡眠時間として約8時間ありますが、作業が長引いたり、窓(まど)の外の景色をながめていたりして、実際の睡眠時間は約6時間くらいが多いそうです。


病気になったら・・?
医療担当(いりょうたんとう)の宇宙飛行士が手当をします。
スペースシャトルの宇宙飛行士たちはそれぞれ作業担当が決められていて、くわしい訓練を受けています。救急医療についてもクルー・メディカル・オフィサーという担当がいます。ふつうの応急処置(しょち)だけでなく、傷口(きずぐち)をぬい合わせたり、注射(ちゅうしゃ)もできるように訓練されています。なお、心臓(しんぞう)が止まった時の救急蘇生術(そせいじゅつ)は宇宙飛行士全員が訓練を受けます。いろいろな医療具や薬は、スペースシャトルのメディカルキットの中に準備されています。これらは、飛行中の軽い病気や傷を手当するものですが、重傷(じゅうしょう)または重体のクルーを地球に帰還(きかん)するまでの間、安定した状態に保つためにも使用されるそうです。



参考ページ:宇宙ステーションキッズ