水の性質や浄化作用

●児童ら実験


水の性質に関する記事を見つけました!!→ここから転送


【記事の内容】
向日市中央公民館の自主講座「ふしぎ発見!理科教室」が13日、京都府向日市寺戸町の同公民館で開かれた。小学4年以上の児童31人が水をテーマに科学技術の専門家の指導で、水の性質や汚水を浄化する仕組みなどを学んだ。
 教室は、楽しさのある実験などを通じて理科に関心を持ってもらうのが目的で、一昨年から実施。本年度は同日と7月18日が初回。8月に2回目、9、10月に3回目を行う。初日は、京都技術士会(京都市下京区)代表幹事の野田公彦さんが講師を務めた。  ムラサキキャベツからあらかじめ抽出しておいた紫色の水溶液を使い、児童たちが色の変化を観察。この中性の水溶液に、酸性のレモンエキスやアルカリ性重曹と石灰の水溶液を入れると、瞬時に、赤や青、緑に色が変化して児童を驚かせた。野田さんは、高分子凝集剤を使った泥水の浄化や、高吸水性樹脂で水を固める実験も試させ、児童の興味を奮い立たせた。



私は小学生のころから、理科は好きでした。実験が面白かったことが理由の一つです。記事の内容のような講座で、児童が理科教室を体験することにより、児童は理科の楽しさや不思議を知ることができると思います。これからも、児童が関心を持てるイベントや講座が増えると良いなと思いました。



☆水webという面白いサイトを見つけました。→ここから転送
サイトの内容(一部)

美味しい水とは
本来水は無味無臭なのです。雨水を調べてみても、蒸留水に近く、ミネラル成分などをほとんど含んでいません。この点ではある意味きれいな水とも言うことができます。しかし不純物をまったく含まない「純水」は、味の点からすると湯ざましと同じようにとても飲めたようなものではありません。


雨水は地球上に降った後に、いろんな地質層や岩石層の狭い隙間に浸み込んでいって、いろいろなミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)を溶かし込みます。水に味があるというのは、飲み水が純粋なH2O(エイチツーオー)ではなく、鉱物分などを溶かし込んでいるからなのです。天然ミネラル水の中には、岩盤の鉱物、苔や藻などの微生物など実に500種以上の物質がほどよく溶け込んでいます(もちろん微生物が多量に存在するような水は飲料には適しませんが)。


さらに水には硬度があります。水には軟水と硬水があり、水に含まれているミネラル成分(カルシウム、ナトリウム、カリウムなど)によって分けられます。1リットル中100mg以下が軟水、200mg以上が硬水とされています。日本の水の場合はほとんどが100mg以下の軟水です。この硬度は水の味を決める大きな要素の一つです。


それでは「おいしい水」とはどのような水でしょうか。味は個人の嗜好もあり、いちがいに言うには難しい部分がありますが、厚生省の「おいしい水研究会」の調査結果によると以下の通りになっています。



蒸発残留物(ミネラル):30〜200mg/l
硬度:10〜100mg/l
遊離炭酸:3〜30mg/l
過マンガン酸カリウム消費量:3以下
臭気度:3以下
残留塩素:0.4mg/l以下
水温:最高20度以下


含有成分の他に水のおいしさを決める要素として水温があげられます。ぬるい水も冷たすぎる水もおいしくないように、やはり適温というものがあります。一般に飲み物がおいしく飲める適温は、体温マイナス25度だと言われています。個人の体温差によって多少のずれもありますので、だいたい10〜15度の範囲として考えておけばよいでしょう。



水は私たちに必要なもの。このサイトを見て、水について勉強してみると、水に対して考え方が変わると思いました。